第42回 緑の都市賞

第42回 国土交通大臣賞:緑のまちづくり部門 (愛知県岡崎市)
岡崎市 公園再整備が牽引する公民連携まちづくり
岡崎市 公園再整備が牽引する公民連携まちづくり01
岡崎市 公園再整備が牽引する公民連携まちづくり02
岡崎市 公園再整備が牽引する公民連携まちづくり03

公共空間を活用した公民連携プロジェクトを実施することで、対象エリア内の回遊を促し、街の活性化を図る取組みが進められている。地元団体や民間事業者を巻き込みながら、暮らしの質とエリアの価値の向上等の取り組みが評価された。

岡崎市では、市の中心、岡崎城等が立地し広域的な拠点として設定されている東岡崎駅周辺において、中心市街地活性化等の地域課題に対し、乙川リバーフロント地区内の豊富な公共空間を活用した公民連携プロジェクト「QURUWAプロジェクト」を実施することで、対象エリア内の回遊を促し、街の活性化を図る取組みが進められています。その中でも、拠点形成・主要動線づくりの一環として、桜城橋橋上広場・橋詰広場、中央緑道、籠田公園等の公園緑地の再整備・運営を実施することで、中心市街地の歩行空間形成や回遊性の向上、地域住民や来街者の滞留場所の形成、イベントによる賑わいづくり、公園周辺への飲食店の新規出店等の成果が得られています。
既存の公園や緑道の再整備を契機とし、地元団体や民間事業者を巻き込みながら、暮らしの質とエリアの価値の向上等が実現されつつある点が評価されました。