第42回 緑の都市賞

第42回 内閣総理大臣賞:緑のまちづくり部門 (熊本県熊本市)
熊本市 持続可能な「森の都」の大展開
熊本市 持続可能な「森の都」の大展開01
熊本市 持続可能な「森の都」の大展開02
熊本市 持続可能な「森の都」の大展開03

歴史文化と自然環境の恵みにあふれる「森の都」である熊本市では、近年、緑の質の向上を課題に、中心市街地にて産学官民で連携した様々な緑・オープンスペースの施策に取り組み、成果を上げている。市域全体で緑のまちづくりを推進している点が高く評価された。

歴史文化と自然環境の恵みにあふれる「森の都」である熊本市では、長い歴史の中で育まれた緑について、維持・保全および、公園整備等による緑の創出等を展開し、緑の「量」の確保に努めてきた一方で、緑の効⽤が市民に実感されていない状況がありました。しかし近年、緑の「量」の充実に加え、緑の「質」の向上を図るため、中心市街地にて市民・学識者・事業者・行政が一体となり、花畑広場の整備、熊本駅周辺の緑化推進、熊本地震で被災した熊本城公園の復旧及び活用、白川河川敷の活用等、様々な緑やオープンスペースの施策に取り組み、成果を上げています。また、2022年開催の全国都市緑化フェアを契機に、スポンサー花壇や市民・企業との連携事業の新規プロジェクトを展開し、市域全体で緑のまちづくりを推進している点が高く評価されました。