第39回 緑の都市賞

第39回 国土交通大臣賞:緑の事業活動部門 (東京都中野区)
江古田の杜リブインラボ協議会/積水ハウス株式会社/独立行政法人都市再生機構/医療法人財団健貢会総合東京病院 江古田の杜プロジェクト
江古田の杜リブインラボ協議会/積水ハウス株式会社/独立行政法人都市再生機構/医療法人財団健貢会総合東京病院 江古田の杜プロジェクト01
江古田の杜リブインラボ協議会/積水ハウス株式会社/独立行政法人都市再生機構/医療法人財団健貢会総合東京病院 江古田の杜プロジェクト02
江古田の杜リブインラボ協議会/積水ハウス株式会社/独立行政法人都市再生機構/医療法人財団健貢会総合東京病院 江古田の杜プロジェクト03

守り、受け継がれてきた江古田の森に隣接する地として展開するプロジェクト。「緑」を地域の共有の財産として、暮らしに潤いと安らぎを与える資源として「活用」していくために、このまちに住む人・働く人によってエリアマネジメント組織を組成し、緑の維持管理やイベント活動に取り組む。

「江古田の森」は、 江古田川の斜面林と台地上に江戸期から継承されてきた森です。明治以降の近代化の荒波の中で緑地地域の指定が行われ、人々のたゆみない努力により受け継がれてきた、400年の歴史の重層する「奇跡の森」です。「江古田の杜プロジェクト」は、この森に隣接する国家公務員宿舎の跡地(約4.4ha)に共同住宅、病院、保育所等を整備した複合的都市再生事業です。 「緑」を地域の共有の財産として位置づけまちづくりを行い、暮らしに潤いと安らぎを与える資源として緑を「活用」していくために、まちに住む人・働く人によって緑を含めたエリアマネジメントを行っていくよう、計画段階より幅広い関係者と取組んできました。
 激動の20世紀を超えて、今日に手渡されてきた「江古田の杜」を、更に未来へとつないでいって欲しいという期待に加え、計画段階よりこの貴重な緑を、守り育て活用することを意識した、エリアマネジメントの体制づくりに取組んできた点が評価されました。