堺自然ふれあいの森は、堺市で唯一豊かな自然環境残された南部丘陵の一角に位置しており、緑の基本計画の中で「緑のシンボルエリア」に指定されている。このふれあいの森の運営にあたっては、「森の学校」をテーマに平成18年より産官学民（民間企業等の指定管理者、堺市、大阪府立大学、市民ボランティア）の連携による公園づくりを進めている。　適正管理と利用の活性化を進めるための運営会議の設置、生物調査の結果を踏まえた整備方針を策定して樹林地等の整備を進める「順応型管理」の導入、地域の環境学習の場としての多様なプログラムの提供、ボランティア組織の育成と自立への支援など、産官学民が連携した公園づくり、公園の管理運営を進めるための様々な取り組みが展開され、平成27年度には延べ約2,400人がこの活動に参加した。