第31回 緑の都市賞
第31回 国土交通大臣賞:緑の都市づくり部門 (群馬県館林市) | |
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市民とともに 花と緑のあふれる 活力あるまちづくり 館林市は、群馬県の南東部、関東地方のほぼ中央に位置している。昭和55 年の総合計画から「水と緑と文化」を掲げてまちづくりを進め、平成23 年度からの「水と緑と人が輝く共創都市」を目指して花と緑のまちづくりを展開している。平成22 年度に群馬県と館林市の共催で開催した「花と緑のぐんまづくり2010in館林」は大変な賑わいを見せた。この後継事業として館林市の各種団体で「花と緑の館林づくり協議会」を設立し、「花と緑のフェスティバル~緑いっぱい花がほほえむ館林~」を毎年開催している。また今年は、東日本大震災の被災地へ“花のまち館林”ならではの花を利用した支援を実施するために、「願いはひとつ、日本の元気を!」を合い言葉にフェスティバルを開催し、笑顔と希望が取り戻せるよう、被災地に花をお贈りする運動を実施している。昭和59 年にスタートした「100 万本植樹運動」は、平成5 年度末に目標を達成したため、平成6年度より「新200 万本植樹運動」を提唱し引き続き植樹運動を継続させている。この他、緑のリサイクルで緑を守るグリーンバング制度や、市民による保安林での植樹活動や、子どもの誕生や住宅の新築の際に記念樹木を配付するなど、全市をあげて緑豊かな住みよい街づくりを目指して運動中である。館林市は全国でも最も暑い都市のひとつでもあり、その暑さ対策の一環として緑のカーテン事業を実施している。緑のカーテンコンテスト、緑のカーテンモデル事業、緑のカーテン教室、料理教室などを緑のカーテンボランティアと協力し取り組んでおり、花と緑のフェスティバルとともに市民協働、地域活動の活性化を推進して、花と緑によるまちづくりが拡がりつつある。 | |