第25回 緑の都市賞
第25回 内閣総理大臣賞:緑の都市づくり部門 (岐阜県各務原市) | |
岐阜県各務原市 | 岐阜県各務原市 |
特色ある施策:都心の森づくり、生物多様性の維持・水循環の回復・環境学習の場としての里山の保全、再生、都市緑化における“市民との協働” 各務原市では、平成13年に「水と緑の回廊計画」を策定し、まち・川・森の3つの回廊と7つの拠点づくり、50の施策により、暮らしの中で森や川、公園、並木道などの水と緑をはぐくみながら、自然と共生し、郷土への愛着心を育て、人々が豊かに暮らすことができる「公園都市」の実現に向けて総合的な緑化施策を展開している。その中で特色ある施策として取り組んでいる「都心の森づくり」では、岐阜大学跡地の市民公園と「学びの森」を緑の核に、公共施設の緑化、都市公園のリニューアル、街路樹の整備、拠点緑化協定の創設による沿線宅地の緑化などを推進している。「里山の保全再生」では、環境学習拠点となる総合公園「各務野自然遺産の森」の整備、郷土の貴重種「シデコブシ」群落の保全、風致地区指定、林野火災跡地での市民による里山再生などを推進している。「市民との協働」では、道路や河川などでの緑化等に取り組む「パークレンジャー」の育成・支援などを推進している。これら市民との協働による総合的な緑化の取り組みにより「公園都市」の実現に着実な成果をあげている。 |