第24回　審査委員長賞：地域緑化部門 (神奈川県川崎市)
多摩緑地保全地区こもれびの会	多摩緑地保全地区多摩自然遊歩道
放置され落葉、広葉樹中心の二次林をかつての管理されていた里山に復活させ、多様な生物が生息する豊かな緑地空間とすることを目的として、多摩緑地保全地区内の緑化に取り組んでいる。緑化にあたっては、遊歩道沿いのグリーンベルトとしてアズマネザサを植栽するとともに、間伐し、明るくなった遊歩道沿いの敷地にツツジや山百合などを植栽している。維持管理は、同会が中心となり行政からの協力を得て、同会で作成した里山保全管理計画書に基づき行っている。今後は、地域にある学校の子どもたちに里山における動植物の学習・研究の場としての活用を図っていけるよう努めていくこととしている。