第32回 緑の環境プラン大賞

  • ポケット・ガーデン部門
第32回 国土交通大臣賞 (福島県郡山市)
社会福祉法人どろんこ会 八山田どろんこ保育園 園庭まるごと ビオトープ プロジェクト
~人も緑もすべてが育ち合う、次世代の子どもたちと考えるSDGs~
社会福祉法人どろんこ会 八山田どろんこ保育園 園庭まるごと ビオトープ プロジェクト
~人も緑もすべてが育ち合う、次世代の子どもたちと考えるSDGs~01
社会福祉法人どろんこ会 八山田どろんこ保育園 園庭まるごと ビオトープ プロジェクト
~人も緑もすべてが育ち合う、次世代の子どもたちと考えるSDGs~02
社会福祉法人どろんこ会 八山田どろんこ保育園 園庭まるごと ビオトープ プロジェクト
~人も緑もすべてが育ち合う、次世代の子どもたちと考えるSDGs~03
目的:地域と子ども達と一緒に自然と共生する場を創り、次世代の子ども達とSDGsを考える。
概要:園庭を大きなビオトープとして捉える。
(ビオトープとは地球に育つ私たちを含め全てが健やかに育つ場である)
3つのコンセプト
地域 自由に行き来し人が繋がり合うコミュニティの場の形成
環境 命の営みを感じる園庭で五感を使い地球環境を考える場の形成
循環と共生 全ての生き物が支え合い共に暮らしていることを体験から感じる場の形成を目指す。

八山田どろんこ保育園は2021年4月開園した認可保育園です。地域には、子育て世代も多く、地域の方々が保育園周辺を散歩コースにする姿も多く見られますが、住民同士の交流不足が感じられたことから、地域を活性化していくために、保育園の特性を生かした環境整備が必要だと考えました。
プランの目的は、地域と子ども達と一緒に自然と共生する場を創り、次世代の子ども達とSDGsを考えることです。園庭を大きなビオトープとして捉え、次の3つのコンセプトを掲げています。
▸地域:自由に行き来し、人が繋がり合うコミュニティの場の形成
▸環境:命の営みを感じる園庭で五感を使い地球環境を考える場の形成
▸循環と共生:全ての生き物が支え合い、共に暮らしていることを体験から感じる場の形成
上記プランの目的に加え、園庭を地域の資源・まちづくりの拠点と捉え特別なイベントとしてではなく、日常的な地域のコミュニティ形成の場として、子どもも大人も自由に集える空間「地域の憩いの場、楽しみの場」としていく点や、異世代・異文化交流を進め「食文化伝承の場」の役割も担うという計画が高く評価されました。