糸島市が所有する杉・ヒノキの市有林で市民参加型の皮むき間伐を行い、その材を地域で活用することで、森の持つ多様な機能を教育、福祉、産業、観光などの様々な分野で社会の中に活かし、森の資源を循環しています。また、水源に位置する森を管理することで、森の豊かさと、土、微生物、水、川、海、田畑や食べ物等の豊かさの繋がりを伝え、地域の環境的・経済的・文化的・精神的豊かさの創出を目指しています。また、皮むき間伐は特殊な機械を使用しないため、年齢や性別にとらわれず広く参加することができ、企業や他団体の参加等に加え、特に大学生のインターンやボランティア、子どもたちへの環境教育等を積極的に実施することで、次世代育成に取り組んでいます。
　市民、子ども、学生、企業、福祉施設、周辺自治体等とも関係を築き、木工、染めもの等の商品開発やSNS 等を通じた様々な世代に関心を促す働きかけなど、活発な活動が評価されました。