小田急線線路跡地の再開発（全長約1.7km）で創出された「下北線路街」の緑地を舞台に活動する、植物と人とまちの新しい関係づくりをコンセプトにしたオープンなコミュニティ活動です。下北線路街の緑地の活用育成管理の他、地域に即したイベント運営や担い手育成のための園藝學校の開催など、植物とまちを結ぶ多彩な事業を展開しています。管理業者による維持管理型の植栽管理ではなく、地域内外の人々がまちの植物の活用と手入れを自律的・創造的に行う仕組みを事業として実現し、また学習する機会を創出することで、 「緑」を地域の恵みとして共有し、地域への愛着を育みながら、だれもが緑とともに豊かに生きられるまちを目指し活動しています。
　地域内外から参画し、出資、経営、事業運営等を各人の得意を活かして進める「ワーカーズコープ」をモデルとした社会改善事業の新たな取り組みを実践している点が高く評価されました。