南町田グランベリーパークは、東京都町田市の南端にある東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」（2019年10月1日改称）南側の約22haのエリアで、駅に直結して大規模な都市公園と商業施設が隣り合っていた特性を活かし、鉄道事業者と行政が共同して駅前空間の魅力を再構築することで、都市における緑と賑わいの融合と、郊外住宅地の持続的発展を目指した、官民共同のプロジェクトです。
　「自然と賑わいの融合」をテーマに、公園をはじめとする「まちのオープンスペース」を今後のまちの価値を決定づけるものとしてとらえ、駅に降り立った瞬間から空とみどりがふんだんに感じられる「すべてが公園のようなまち」がコンセプトとされた、駅、商業施設、公園、広場が歩行者空間によりネットワーク化された市街地が形成されていることが評価されました。