明治大学の野球場跡地に建つ深大寺レジデンスは、居住者や地域住民の日々の暮らしに清らかな水と豊かな緑がある武蔵野らしさを提供することなどをコンセプトとした緑化に取り組んでいます。敷地内には、野球場時代からのソメイヨシノの大径木の保存、国分寺崖線の緑との調和と連続性に配慮したクヌギやコナラなどの落葉広葉樹や、潜在植生種であるシラカシやアラカシなどの常緑広葉樹など多種多様な植栽を行っています。


また、国分寺崖線の湧水をイメージした水辺空間を敷地中央に整備するなどし、武蔵野の緑と水辺環境を創出しています。この他、これらの緑を活用した居住者や地域住民参加のイベント等を開催することにより、緑への関心を高め、創出した緑を継続的に維持していくための仕組みづくりも取り入れています。