第24回 緑化技術コンクール
| 第24回 環境大臣賞：緑化施設部門 (東京都中央区) | |
| HARUMI FLAG | 鳳コンサルタント㈱/三井不動産レジデンシャル㈱/三菱地所レジデンス㈱/野村不動産㈱/住友不動産㈱/住友商事㈱/東急不動産㈱/東京建物㈱/NTT都市開発㈱/日鉄興和不動産㈱/大和ハウス工業㈱/三井不動産㈱/㈱日建設計/㈱日本設計/㈱三菱地所設計/東急建設㈱/㈱長谷工コーポレーション/前田建設工業㈱/三井住友建設㈱/住友林業緑化㈱/イビデングリーンテック㈱/㈱石勝エクステリア/東武緑地㈱ |
海風を都市へ導く風の道の一部となり、緑に包まれた都市景観の形成、四季を彩る多様な風景を創出している。 |
本作品は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村としての一時利用を経て、「海に浮かぶ緑の環境都市」「魅力的な都市空間の創出」をテーマに再整備された緑化施設です。 |
ここで導入された技術のうち特徴的なものとして以下の点があげられる。
１．
ハイブリッド水景・潅水システム概念図
ハイブリッド水景・潅水システムの水景施設
人工地盤部（建築躯体上部）の緑地の1回当たりの灌水量と水景保有水量が極力同量となるように水景をデザインすることで、水景の水質維持・上水使用量と水景メンテナンス費の低減を可能にした。
２．
在来種配置検討図
在来種を中心に、中高木を合わせて約4,500本植栽し、既存樹の移植、まとまった緑地の確保と草地による開放的な広場を整備して、緑の質を高めた。
３．
（左）建築躯体上部に「島風」をデザインテーマにマウンドによる緑の島を設け、奥行き感のあるオープンスペースを創出。（右）生物多様性の重点整備エリア。散策の小径沿いには、既存樹を再利用したベンチ、スツール、バードバスを配置。
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敷地面積：約180,000㎡ |