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公益財団法人高原環境財団の支援による『全国都市緑化フェア会場周辺の子供たちの環境学習活動に対する助成事業』

全国都市緑化フェアの開催地において、緑化や自然体験など子供達の環境学習活動に対し、“公益財団法人高原環境財団様”からの支援により実施しています。

『公益財団法人高原環境財団』の助成事業とは

高原環境財団バナー

自然環境の保全と改善について、地域の子供たちの意識向上を図ることを目的として、毎年、全国持ち周りで開催される全国都市緑化フェアの会場周辺の環境学習等の活動の実践に対する助成事業

助成対象者 フェアが開催される都市の保育園、幼稚園、小学校、およびNPO法人等の地域活動団体
助成対象活動 おおむね開催自治体の居住者が参加する、緑化を伴う活動

活動報告

第37回全国都市緑化ひろしまフェア

第37回全国都市緑化 ひろしまフェア ロゴマーク第37回全国都市緑化ひろしまフェア 会場イメージ図(2)
第37回全国都市緑化ひろしまフェア 会場の様子第37回全国都市緑化ひろしまフェア 会場の様子第37回全国都市緑化ひろしまフェア 会場の様子

「平和のバラ」プロジェクト
(一般社団法人日本造園建設業協会 広島県支部)

 新型コロナウイルス感染症に見舞われた2020年。そうしたなか、広島ならではの花や緑等の地域資源を活用して、県内全域で回遊と和の尊さを人々と分かち合い、より一層の豊かな地域づくりと世界恒久平和の実現につなげていく交流を生み出し、花や緑の大切さと平ため、県内一円で第37回全国都市緑化ひろしまフェア(ひろしまはなのわ2020、以下フェアという)が開催されました。

 このフェア実施を機に、世界平和の願いが込められた広島のバラ、戦後の復興の願いが込められた福山のばらなどを一堂に集め、広島から世界へバラを通じた平和推進を発信しました。

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「平和のバラ」プロジェクト緑化フェア開催期間中にバラの展示を行い、一般来場者に美しいバラの花に込められた平和への願いを伝えました。 また、広島市内の小中学校へバラの配布を行い、各校で育成するとともに児童・生徒がバラを通じた平和推進を学ぶ一助としてもらいました。

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「平和のバラ」プロジェクト第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「平和のバラ」プロジェクト 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「平和のバラ」プロジェクト

「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」
~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~

(一般社団法人 まち物語制作委員会)

 原爆投下により「75年間は草木も生えぬ」と言われた広島のまちが県内市町や全国、さらには海外から寄せられた樹木によって緑豊かな都市へと復興するきっかけとなった『供木運動』を題材に、まち物語制作委員会が広島市内の子供達と一緒に紙芝居制作を行いました。地域の物語を子どもたちに読み聞かせ、紙芝居づくりにより郷土愛を育むとともに、日本大震災の被災地である福島県内の学校でも実施しています。

地域の読み聞かせボランティアに協力頂き、1~6年生までの児童に制作した物語の読み聞かせを行いました。児童にはその後、教員による供木運動の補足授業を受けてもらい、作画に着手してもらいました。

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~ 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~
第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~ 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「広島の緑の復興紙芝居作りプロジェクト」 ~紙芝居『ヒロシマ緑の輪物語』~

特別支援学校はなのわプランター継続プロジェクト
(一般社団法人 広島県造園建設業協会)

 県内の特別支援学校の児童生徒が、特別支援学校ウエルカムプランターの不織布製プランターを再利用し、各校で継続して緑化に取り組むことで、花や緑の大切さを認識し、知識を広め、花や緑のある豊かな暮らしのある街づくりを担う人材を育成するとともに、花や緑に親しみながら、生命の尊さへの気づきやいたわりの心を育成することを目的として実施しました。 

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「特別支援学校はなのわプランター 継続プロジェクト」

コロナ禍で使い捨てマスクの処理について問題になったことがきっかけとなり、地球環境にやさしい使用済不織布製プランターと花苗等の材料を各校に配布し、指導員による出張授業を行い、寄せ植えづくりを県内の各支援学校で実施しました。子供達も笑顔でプランターづくりを楽しんでいました。

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「特別支援学校はなのわプランター 継続プロジェクト」第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「特別支援学校はなのわプランター 継続プロジェクト」第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「特別支援学校はなのわプランター 継続プロジェクト」

砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~
(堂々川ホタル同好会)

 多くの草木に覆われ、不法投棄で荒れ果てていた、江戸時代の築造で国の登録有形文化財である砂防において、ホタルを飛ばそうということを契機とした活動です。
 小学生を含む地域ボランティアと、草刈り、清掃活動、ホタルの餌の放流、不法投棄の監視等に地道に取り組むことで、ホタルが乱舞する景観を取り戻すことに取組みですが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策に留意しながら活動を実施しました。

前年の大雨による水害に見舞われたが、源氏蛍、平家蛍とも無事、姿をみせてくれました。彼岸花の開花についても、広島県内の新聞やテレビで取り上げてくれ、コロナ禍のなかでの明るいニュースとなりました。
地元小学校がコロナで遠足が中止になりましたが、花植えや環境教育の活動が一緒にでき、子供たちの元気な姿に勇気づけられました。

第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」 第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「砂留文化を作ろう ~ホタルと花と砂留と~」

投稿日: 2021年1月26日
カテゴリー: 全国都市緑化フェア