平成25年度 第１回「みどりの社会貢献賞」の受賞３企業が決定
「みどりの社会貢献賞」は、企業等により良好に管理され、市民開放等による地域貢献や生物多様性保全等の環境活動で顕著な功績が認められ、全国の範となる緑地について、表彰するもので、平成25年度より創設したものです。
緑地の永続性、良好な管理、緑地の機能の発揮の３つの審査基準に基づき、以下３件の作品が受賞しました。
表彰式は、10月10日（木）、平成25年度全国都市緑化祭（全国都市緑化とっとりフェア）にて、秋篠宮殿下同妃両殿下ご臨席のもと執り行なわれました。
「みどりの社会貢献賞」が執り行われた全国都市緑化祭記念植樹のご様子
受賞作品の総評
今年度、受賞の３社は、特に、2010年のＣＯＰ１０以降、多くの企業で環境活動の主要項目となっている「生物多様性の保全」について、事業活動の拠点となる各施設において、それぞれの地域の状況、条件にあった積極的、独創的な活動を実施し成果をあげている点が高く評価されました。
ダイキン工業株式会社 「グローバル研修施設“ダイキンアレス青谷”」
（鳥取県鳥取市）
敷地内の稀少な海浜砂丘環境を守るため、地域の植生調査と海岸の砂浜特有の立地条件を把握したうえでの植生・植栽計画を立案、緑地を整備し「海浜砂丘の植生」を守り続ける象徴的な活動となっています。
日産自動車株式会社「日産テクニカルセンター/日産先進技術開発センター」
（神奈川県厚木市）
敷地内の稀少な海浜砂丘環境を守るため、地域の植生調査と海岸の砂浜特有の立地条件を把握したうえでの植生・植栽計画を立案、緑地を整備し「海浜砂丘の植生」を守り続ける象徴的な活動となっています。
森ビル株式会社 「アークヒルズ・仙石山森タワー」
（東京都港区）
都心では貴重になった自然生態系のあり方を検討したうえで緑の計画を行い、周辺の緑地とのつながりを重視し、小鳥や昆虫などの生きものがやってくる街を実現しました。