令和6年度の調査研究活動の助成対象者が決定しました
公益財団法人 都市緑化機構では、技術開発基金を利用して、調査研究活動を助成する事業を行っています。
今年度は21件の応募がありました。これらの応募は、当機構内に設置された選考審査会によって評価されました。
評価は、都市緑化技術の適確性、独自性、内容の質、方法の適切さ、成果の有効性などを考慮して行われました。
その結果、令和6年度の調査研究活動の助成対象者は、以下の5名の方に決定しました。
これらの研究成果は、当機構の機関誌「都市緑化技術」に掲載予定です。選ばれた5名の方々、おめでとうございます。また、今回選ばれなかった課題の中にも、非常に興味深いものがありました。
当機構では、今後も調査研究活動の助成に関する情報を発信いたしますので、ぜひご検討ください。
●大前 亜喜 兵庫県立大学 環境人間学部 環境人間学科4年
地方自治体主導の緑化認定・表彰制度の意義と課題に関する研究
-緑化条例・評価認証制度との相補関係の分析及び制度の地域性に着目して-
●佐藤 亮太 京都大学大学院 農学研究科 修士課程2年
京都市における都市緑地のCO2吸収効果に関する研究-渦相関法によるCO2フラックスの分析-
●祖父江 侑紀 東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任研究員
白黒航空写真を利用した都市域における緑地の定量的把握手法の開発
●中原 康成 香川大学大学院 創発科学研究科 修士課程2年
香川県下に設置された雨庭における雨水の浸透・貯留の実測評価
●東 叶達 長崎大学大学院 総合生産科学研究科 博士前期課程1年
室内緑化が図書館内の利用者の心理反応に及ぼす影響に関する実証研究
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調査研究活動助成事業について、これまでの助成先・研究テーマ等については、以下のページにてご案内いたしております。ご参照ください。