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2017年 花王・みんなの森づくり活動助成 目録贈呈式を執り行いました。

2017年5月18日(木)、花王株式会社において、「2017年花王・みんなの森づくり活動助成目録贈呈式」を執り行いました。目録贈呈式には、2017年3月から助成が始まった21団体、また、3年の助成期間を終了した1団体、合計22の団体の代表の皆さんにお越しいただき、新規助成団体には目録を、助成期間が終了した団体には修了証を贈呈しました。
それぞれの団体から活動概要と、助成期間3カ年での取組み目標や意気込みを発表頂きました。助成期間が終了した団体からは、3年間にわたる助成期間で達成したことや変化したことなどについてお話いただきました。地域性に富んだものや他の団体の活動にも応用できそうなものなどさまざまな活動の様子が紹介され、情報交換のよい機会となりました。

開催概要

・開催日時  2017年5月18日(木) 14:00~17:30 交流会:18:00~19:00
・開催場所  花王株式会社本社(東京都中央区日本橋茅場町)
・主  催  公益財団法人都市緑化機構 花王株式会社

 

開会挨拶 (公財)都市緑化機構 理事長 輿水 肇

開会挨拶 (公財)都市緑化機構 理事長 輿水 肇

会場の様子

会場の様子

3カ年終了団体の発表 ラーバン千葉ネットワーク

3カ年終了団体の発表 ラーバン千葉ネットワーク

1年目:森づくり活動分野 船平山を守る会

1年目:森づくり活動分野 船平山を守る会

1年目:環境教育活動分野 NPO法人鶴見川流域ネットワーキング

1年目:環境教育活動分野
NPO法人鶴見川流域ネットワーキング

花王(株)石渡明美執行役員(右)から目録の贈呈 (左)NPO法人オオタカ保護基金

花王(株)石渡明美執行役員(右)から目録の贈呈
(左)NPO法人オオタカ保護基金

須磨佳津江 選考委員からの 応援メッセージ

応援メッセージ(須磨佳津江選考委員)

応援メッセージ(須磨佳津江選考委員)

NPOの活動にとって最も重要なことは、「思い」の強さだと思います。この「思い」を、みなさんがお持ちであることは、今日の発表から伝わってきて、頼もしかったです。そして、活動を継続し発展させていくために力となるのは、いろいろな団体との「連携」でしょうか。活動を続けていくと様々な課題に直面しますが、そこをどう乗り越えるか、他の仲間の経験から学ぶことができ、よりよい活動にするための知恵やアイデアも得ることできることでしょう。得意分野で繋がるのもいですね!是非、出会いを活かし、交流、連携してより楽しく活動を進めていただきたく思います。
「みんなの森」で資料を拝見していて、いつも思うのは、皆さんの活動は、多くの人を元気にする活動だということ。環境教育プログラムは、心を育てるものだし、こうした活動が、社会をよくするのだと信じています。どうか、これからも、活動を進めて明るい時代へと牽引してください。応援しています。

蓑茂寿太郎選考委員長からの講評

講評(蓑茂寿太郎 選考委員長)

講評(蓑茂寿太郎 選考委員長)

今日特に、皆さんのお話しを伺って思いましたのは、「森づくり」の意味が時代と共に変わってきた、ということです。一言で申し上げますと、「再生」という意味がいが色濃くなってきたと思います。これまでやってきたものを、もう一度生かすということ。そいう時代に来ているということを感じました。これまでは、公園をつくるとか森を整備するというのは、行政が担うという位置づけでやってきた。しかしながら、もう行政だけではそれを担えない時代になってしまった。だから、市民が担わなくてはならなくなった。これが、成熟社会を迎えた日本の現実だと思います。このことにいち早く気付かれた花王さんは、2000年、新しい世紀を迎えるにあたって、この新しい社会の課題に取組もうとお考えになったのではないでしょうか。
花王さんのkaoは、「花王」という字を当てていますが、元々は「顔」の意味だったということを皆さんご存知だったでしょうか。今日、皆さんのお話しを聞いていて思いましたのは、活動しているみんなの顔が見えてくる、そんな活動が始まってきたなと感じました。「人がいる森」つまり「人がいないと持続しない森」であるということに、みなさんがお気づきになってそれぞれに取組んでいらっしゃるということだと思います。このプログラムは「花王・みんなの森づくり」ですが、みんなの顔が見える、「みんなの『顔』森づくり」にしなってきたように思います。この後の交流会でも、今日ここに集まった皆さんで顔を見ながらいろいろな話をし、「連携」の輪を広げて頂ければと思います。

 

記念撮影

記念撮影


投稿日: 2017年6月20日
カテゴリー: 花王・みんなの森づくり活動助成