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第24回「緑の環境デザイン賞」受賞者決定について

第一生命保険株式会社と公益財団法人都市緑化機構の共催による第24回「緑の環境デザイン賞」の受賞者が決定しました。

「緑の環境デザイン賞」は、地域の美しい景観形成や人と自然が共生する都市環境の形成に寄与する緑化プランを公募のうえ優秀作品の表彰および助成を行う顕彰制度で当財団および第一生命保険株式会社が主催しています。1990年に創設され、これまでに全国39都道府県、139の地域で新たに緑地が誕生しています。

この度、新たに下記の5つの作品の受賞が決まり、地域の環境改善やコミュニティの醸成に資する緑地が、本賞の副賞(緑化工事助成)により、2014年春に誕生する予定です。

第24回「緑の環境デザイン賞」受賞者一覧

国土交通大臣賞(2点、副賞 緑化助成)

応募者名 緑化場所 プラン概要
豊島区立仰高小学 豊島区立仰高小学校 樹齢70年のクスノキを緑地(里地里山ビオトープ)の象徴に、地域性種苗を用いて緑化を計画。水面や蜜源植物等により多様な生き物を育む場を創出し、子ども達の環境学習に資する緑地づくりを行う。
特定非営利活動法人
石山名月の会
石山寺参道 紫式部が源氏物語を起筆した地として知られる「石山寺」の参詣道に、源氏物語等に由来する植物等をはじめ、絶滅が危惧される植物の保全育成をしながら「石山紫の道」の歴史性を演出する。

緑化大賞(3点、副賞 緑化助成)

応募者名 緑化場所 プラン概要
社会福祉法人共育会
メリーランド保育園
メリーランド
自然体験・交流の森
保育園・高齢者福祉施設(建設予定)に隣接する地にエノキ、クヌギ等の昆虫の食餌植物の森を創出し、子ども達が植物や昆虫と身近に触れ合える場とする。お年寄りと子ども達の交流が生まれ、野外活動の舞台となる緑地づくりを行う。
社会福祉法人得雲会
青松こども園
青松こども園 敷地内の暗く鬱蒼(うっそう)とした森に手を入れ、多様な生物を育むことを目指す。環境学習の場となるビオトープを創出するとともに、コナラ、アベマキ、エノキ等地域性に配慮した樹種を、地域の子ども達とともに植樹する。
あけもどろ緑の会 旭ヶ丘公園 対馬丸記念館に隣接し、沖縄戦で犠牲となった学童の慰霊碑「小桜の塔」がある地に、以前のようにオオゴマダラが舞う平和の杜を創出することを目指す。戦争の記憶・平和への祈りの継承とともに緑地保全を地域とともに取組む。

投稿日: 2013年10月21日
カテゴリー: 緑の環境プラン大賞