第40回 緑の都市賞

第40回 内閣総理大臣賞:緑のまちづくり部門 (北海道恵庭市)
恵庭市 ガーデンシティ えにわ
恵庭市 ガーデンシティ えにわ01
恵庭市 ガーデンシティ えにわ02
恵庭市 ガーデンシティ えにわ03

1961年に地元有志によって設立された「花いっぱい文化協会」の設立をきっかけに、大通りや商店街、駅等の公共施設、個人の庭に至るまで花と緑の美しいまちを作り上げ、オープンガーデンの魅力が楽しめる「恵み野花マップ」を作成するなど、市民、生産者、専門家、行政が一体となった取り組みとなっている。

1961年に地元の有志によって設立された「花いっぱい文化協会」がきっかけとなり、住民主導の花のまちづくりが開始されました。長年に渡るこの取り組みにより、恵庭市が「花のまち」であることが市民に深く浸透し、現在では、大通り、商店街、駅などの公共施設、個人の庭にまで、至るところが花で飾られ、花と緑の美しいまちが作り上げられています。
 50軒ほどが参加するオープンガーデンを紹介する「恵み野花マップ」は市民の要望で作成され、その見学イベント「めぐみの庭めぐり」は市民主体で企画運営されています。こうした市民の動きをきっかけに「花と緑の課(現 花と緑・観光課)」が設置されるなど、市民・行政・生産者・専門家が一体となった取り組みが展開されています。
 オープンガーデンをはじめとし、花と緑のある暮らしを、地域の文化にまで育て定着させている点が高く評価されました。