第39回 緑の都市賞

第39回 奨励賞:緑の市民協働部門 (滋賀県守山市)
認定NPO法人びわこ豊穣の郷 目田川モデル河川づくり
認定NPO法人びわこ豊穣の郷 目田川モデル河川づくり01
認定NPO法人びわこ豊穣の郷 目田川モデル河川づくり02
認定NPO法人びわこ豊穣の郷 目田川モデル河川づくり03

赤野井湾周辺の水環境改善を掲げ、ゲンジボタルが乱舞する故郷の再現、琵琶湖とシジミに親しむ湖辺の再現を目指し取組みをはじめ、環境教育の場の提供や守山ほたるパーク&ウォークのホタル飛翔地として多くの人々が楽しめる場所となっている。

滋賀県守山市は古くからゲンジボタルの生息地として知られていましたが、水質の悪化等により1955年~1965年頃には守山からホタルはほぼ姿を消しました。1958年守山市在住の南喜市郎氏により日本で初めてホタルの室内飼育に成功し、『ほたるのよみがえるまちづくり事業』が展開され、再びその姿を目にすることができるようになりました。同会は、『ゲンジボタルが乱舞する故郷の再現』を理念に掲げ、目田川(準用河川)でゲンジボタルの生息環境づくりに取組んでいます。環境教育の場として子ども達に親しまれるとともに、守山ほたるパーク&ウォークのホタル飛翔地として多くの人々を楽しませています。
 日本のホタルの故郷ともいえる守山において、ホタルの生息環境を保全し次世代に~継承する取り組みが評価されました。